頭痛の治療・予防
日々忙しく生活している多くの方々が、何らかの頭痛を経験していると思います。 生活に支障のないかるい頭痛、仕事や家事に影響が出てしまうきつい頭痛、すべてを放り出して寝込んでしまうほどの激しい頭痛・・・いずれにしても、いつの間にか良くなってしまうので「頭痛なんてそんなもの、まぁ大丈夫だろう」と思っていませんか?
確かに多くの頭痛はいわゆる「こわくない頭痛」ですが、なかには大変な病気の前兆や症状である「こわい頭痛」の可能性があります。 「こわくない頭痛」は比較的ゆっくりした対処で間に合います。しかし、「こわい頭痛」はくも膜下出血などの脳卒中に代表される危険な原因が潜んでおり、生命がおびやかされ重篤な後遺症を残す可能性のある頭痛です。では、どのような頭痛が「こわい頭痛」なのでしょうか? 一概には言えませんが、次に示すような特徴がある頭痛は要注意です。
下記のような頭痛の場合は、脳の病気が原因の場合があるため、早急に医療機関を受診しましょう。
「こわくない頭痛」とは言っても、頻繁に生じて生活に影響を及ぼしてしまう頭痛にはきちんとした対処が必要になります。
「市販の頭痛薬で良くなるし、それさえ飲めばなんとか大丈夫!」と思っている頭痛持ちの方が、いつの間にか薬物乱用性頭痛といった「やっかいな頭痛」持ちの方へ変貌を遂げてしまうこともありますので、安易な頭痛薬の使用には充分に注意しなければなりません。
頭痛以外に特に目立った症状のない一次性頭痛(こわくない頭痛・慢性頭痛)と何か病気があり、その症状の1つとして頭痛がみられる二次性頭痛(こわい頭痛)の2つに大きく分類されます。
脳の病気などが原因となり起こる頭痛です。代表的な病気をご紹介いたします。
*生体が外的および内的環境の変化を受けても、生理状態などを常に一定範囲内に調整し、恒常性を保つこと
生活に密着した「こわくない頭痛」や生命をおびやかす「こわーい頭痛」も、生活習慣の乱れに起因する側面があるものと考えられます。不規則な生活、睡眠不足、過重な労働や家事、運動不足、パソコンやスマートフォンの長時間使用など、いずれも慢性的な頭痛の原因になり得ます。そういった意味では頭痛も生活習慣病の一つなのかもしれません。
「少しでも現在の頭痛をどうにかしたい」「かるい頭痛だけど放置していていいのかな…?」「今の頭痛薬で大丈夫なのかな…?」などと思っていらっしゃる方々は、ぜひ当クリニックへ一度ご相談下さい。たかが頭痛、されど頭痛…安心できる生活を健やかに、そして万一手遅れになることのないよう適切な判断と投薬治療のお勧めだけではなく、生活のアドバイスを含めサポートしたいと思います。
頭痛に関して詳しい問診を行うことで、総合的に頭痛の原因を探していきます。
痛みをとる治療だけではなく、頭痛の誘発因子を分析し、頭痛を予防することにも注力します。
お薬の飲みすぎによって「薬物乱用頭痛」になる場合があります。
頭痛が起きていない時に、鎮痛薬を予防的に服用することはしないようにしましょう。
頭痛を予防したい方は、医師が処方する予防薬を服用するようにしましょう。
とくに、片頭痛治療は近年飛躍的な進歩を遂げています。これまでの内服の予防薬に加えて、1ヶ月に1回行う注射の予防薬(「エムガルティ」「アジョビ」「アイモビーク」)という選択肢もあります。
毎月の通院が難しい方や、休暇や出張などで期間があいて心配な方には、自宅で自己注射を行うことや、3ヶ月に1回(3本)の注射予防薬をお勧めしております。
頭痛に効果のあるお薬は、服用のタイミングが大切です。
どのタイミングで服用するのがよいのかを相談させていただきますので、自分にあったタイミングを見つけていきましょう。
生活習慣を見直して規則正しい生活をすることで、頭痛の回数はかなり減らせるようになります。
頭痛を引き起こしやすい食事、頭痛になりやすい睡眠などを知ることが、頭痛予防の大きな一歩です。