貧血がないから大丈夫?実は見逃されやすい「隠れ鉄欠乏」
貧血がないから大丈夫?実は見逃されやすい「隠れ鉄欠乏」
「健康診断で貧血はないと言われたから安心」と思っていませんか?
実は、ヘモグロビン値が正常でも体内の鉄が不足している「鉄欠乏」の状態が隠れていることがあります。鉄は赤血球を作るだけでなく、脳や筋肉の働きにも重要な役割を果たしています。そのため鉄不足になると、疲れやすい、集中力が続かない、息切れしやすい、髪が抜けやすいといった症状が現れることがあります。
鉄の貯蔵量を評価する検査として「フェリチン」があります。フェリチンは体内に蓄えられている鉄の量を反映し、ヘモグロビンが低下する前から異常を示すことがあります。
特に月経のある女性、妊娠中の方、成長期のお子さま、持久系スポーツを行う方は鉄欠乏のリスクが高いことが知られています。
東京予防クリニックでは、一般的な血液検査だけでなくフェリチン検査も含めた評価を行い、隠れた鉄欠乏の早期発見に取り組んでいます。原因不明の疲労感や集中力低下が気になる方は、お気軽にご相談ください。
【参考文献】
World Health Organization. Guideline on Use of Ferritin Concentrations to Assess Iron Status. 2020.
British Society for Haematology Guidelines for Iron Deficiency Anaemia. 2021.