子宮頸がんによる死亡が「ゼロ」に。
子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)感染が主な原因となるがんです。HPVワクチンは、これまで前がん病変や子宮頸がんの発症を減らすことが示されてきましたが、最新の英国研究では、子宮頸がんによる死亡を大きく減らす可能性が報告されました。
この研究では、イングランドの子宮頸がん死亡データを解析し、12〜13歳でHPVワクチンを接種した世代では、20〜24歳の子宮頸がん死亡が0人だったと報告されています。つまり、HPVワクチンは「がんを防ぐ」だけでなく、「命を守る」ワクチンであることが、リアルワールドデータから示されつつあります。
HPVは女性だけの問題ではありません。男性にも感染し、中咽頭がん、肛門がん、陰茎がん、尖圭コンジローマなどの原因になります。また、男性が接種することで、自分自身を守るだけでなく、将来のパートナーへの感染リスクを下げることにもつながります。
予防できるがんを、予防する時代へ。HPVワクチンについて気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
参考文献;https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42309117/