「HPVワクチンは女性だけのものだと思っていませんか?」
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、子宮頸がん予防のイメージが強いため、「女性が受けるワクチン」と思われがちです。しかし実際には、男性もHPVに感染し、尖圭コンジローマや中咽頭がん、肛門がん、陰茎がんなどの原因となることが知られています。
近年では、男性へのHPVワクチン接種が世界的に推奨されており、日本でも4価・9価ワクチンの男性接種が可能です。感染を予防することで自身の病気を防ぐだけでなく、パートナーへの感染リスクを減らすことにもつながります。
世界保健機関(WHO)は「HPVワクチンはHPV関連疾患の予防に高い効果を示す」としており、接種率の高い国では尖圭コンジローマや前がん病変の大幅な減少が報告されています。
HPV感染は性経験のある多くの方が一度は接触するとされる非常に身近な感染症です。予防できるがんや感染症から自分自身と大切な人を守るため、男性もHPVワクチン接種を検討してみてはいかがでしょうか。
東京予防クリニックでは、男性のHPVワクチン接種についてもご相談いただけます。接種適応やスケジュールについてお気軽にご相談ください。
【引用】
- World Health Organization
- Centers for Disease Control and Prevention
- 国立がん研究センター