「HPVワクチンは女性だけのものだと思っていませんか?」

「HPVワクチンは女性だけのものだと思っていませんか?」

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンは、子宮頸がん予防のイメージが強いため、「女性が受けるワクチン」と思われがちです。しかし実際には、男性もHPVに感染し、尖圭コンジローマや中咽頭がん、肛門がん、陰茎がんなどの原因となることが知られています。

近年では、男性へのHPVワクチン接種が世界的に推奨されており、日本でも4価・9価ワクチンの男性接種が可能です。感染を予防することで自身の病気を防ぐだけでなく、パートナーへの感染リスクを減らすことにもつながります。

世界保健機関(WHO)は「HPVワクチンはHPV関連疾患の予防に高い効果を示す」としており、接種率の高い国では尖圭コンジローマや前がん病変の大幅な減少が報告されています。

HPV感染は性経験のある多くの方が一度は接触するとされる非常に身近な感染症です。予防できるがんや感染症から自分自身と大切な人を守るため、男性もHPVワクチン接種を検討してみてはいかがでしょうか。

東京予防クリニックでは、男性のHPVワクチン接種についてもご相談いただけます。接種適応やスケジュールについてお気軽にご相談ください。

【引用】

  • World Health Organization
  • Centers for Disease Control and Prevention
  • 国立がん研究センター
東京予防クリニック 院長 安水大介
執筆・監修
/ 東京予防クリニック 院長

大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。心臓血管外科医を経て厚生労働省で医療政策立案に従事。London School of Economics・シカゴ大学公共政策大学院で医療経済を研究し、Johnson & Johnson の Head of Government Affairs & Policy を経て東京予防クリニックを開院。

最終更新日:2026.06.10

本記事は一般的な医学情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。症状のある方は医療機関にご相談ください。

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