予期せぬ副作用が医学を変えた ― 男性医療を支える3つの薬
「副作用」は避けるべきものと思われがちですが、時には医学を大きく進歩させるきっかけになります。代表例が、シルデナフィル(バイアグラ®)、フィナステリド、ミノキシジルです。シルデナフィルは狭心症治療薬として開発されましたが、臨床試験で勃起機能の改善が確認され、現在は勃起不全や肺高血圧症の治療に用いられています。フィナステリドは前立腺肥大症の薬でしたが、服用患者で発毛効果が認められ、男性型脱毛症(AGA)の治療薬となりました。さらに、降圧薬として開発されたミノキシジルも、多毛という副作用から発毛剤へと生まれ変わりました。治療開始後に一時的に抜け毛が増える「シェディング」は、新しい毛への生え替わりによる現象で、多くの場合は薬が作用しているサインと考えられています。こうした例は、患者さんの小さな変化に耳を傾けることが、新たな治療法の発見につながることを教えてくれます。
東京予防クリニックでは、AGA治療や男性の健康相談にも対応しています。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。