魚を食べた数時間後に激しい痒みや息苦しさに襲われたら?

魚を食べた数時間後に激しい痒みや息苦しさに襲われたら?

魚を食べた数時間後に激しい痒みや息苦しさに襲われたら、それは「アニサキスアレルギー」かもしれません。 

加熱や冷凍の死骸でも発症するこの病気は、重症化すると命に関わるアナフィラキシーを起こします。 魚好きにとって深刻な問題ですが、現在は万が一に備える「アドレナリン自己投与薬」の選択肢が広がっています。

これまでの標準治療である太ももへの自己注射薬「エピペン」に加え、2026年からは針を使わず鼻にスプレーするだけの最新薬「ネフィー点鼻液」も国内で処方可能になりました。 [2, 3] どちらも医師の診断のもと、リスクが高いと判断された場合に処方されます。

これらはあくまで救急車を待つ間の応急処置ですが、携帯していれば大きな安心に繋がります。

東京予防クリニックでは、疑われる物質のアレルギー検査やお守りとなる薬の処方もできます。過去に魚でじんましんが出た経験がある方も不安な方はぜひ一度ご相談ください。 

参考文献;国立感染症研究所(IASR):アニサキスによる健康被害のひとつ:アニサキスアレルギー


東京予防クリニック 院長 安水大介
執筆・監修
/ 東京予防クリニック 院長

大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。心臓血管外科医を経て厚生労働省で医療政策立案に従事。London School of Economics・シカゴ大学公共政策大学院で医療経済を研究し、Johnson & Johnson の Head of Government Affairs & Policy を経て東京予防クリニックを開院。

最終更新日:2026.05.28

本記事は一般的な医学情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。症状のある方は医療機関にご相談ください。

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